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| きものやろふてい |
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『着物の達人講座』 第6回 「着崩れたら直せばいい(男性編)」 |
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『着物の達人講座』第6回目は「着崩れたら直せばいい」「男性編」と題してお話をする。
着崩れたら直せばいい
着物はどんなに着慣れた人でも時として着崩れるものである。その時さりげなく、手馴れた仕草で整える、そんな時ちらりと男の色気を感じるとはある女性の言葉である。
着崩れを整えるというと襟先を下の方に引っ張って胸元を整えようとする人が多いが、襟先を下方向に引っ張ると所謂「行灯(あんどん)」となってしまう。
前回お話したように、着物の下半身は腰から裾に向かって細くなるように着るのが美しい、裾巾が腰と同じ巾の状態を行灯と言い、それ以上広がっていると裾広がりと言い野暮の極みと言われる。
着崩れた場合は着物の基本「上半身ゆったり、下半身きっちり」の基本に従い先ず下半身をきっちり整える。
襦袢の襟がはだけたら
@ 左手を袖口から内懐に入れ、長襦袢の下前を持ち、右手を長襦袢の袖と着物の袖の間から内懐
に入れて長襦袢の上前を持って体に添って後ろに引く。
着物の裾がはだけたら
@ 上前の襟先を体に添って後に引く
A 次に帯のすぐ上の襟を持って少し上の方に引き上げ裾が細く見えるようにする。
B 後は胸元をゆったりと打ち合わせて完成。
ではどうしようもなく着崩れてしまった場合はどうすればいいか。
@ 先ず帯をガバッと胸の辺りまで上に持ち上げて緩々の状態にする。
A 次に左手を袖口から内懐に入れ、長襦袢の下前を持ち、右手を長襦袢の袖と着物の袖の間から 内懐に入れて長襦袢の上前を持って体に添って後ろに引く。
B 次に左手を長襦袢の袖と着物の袖の間から内懐に入れ、着物の下前の襟先の少し上(帯を締める 居処あたり)を持ち、右手は着物の上前の同じ処を持って長襦袢と同じように体に添って後に引く。 その時左右とも少し上の方に引き上げると裾すぼまりで綺麗な形になる。
C 懐から左手を出したら帯の前の部分に両手の親指を入れぐっと下に下ろす。これで初めから着直したのと同じ状態になるはずである。
後は襟元が気になれば少し整える。これで出来上がりだ。
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